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ダブル・リバース・スピン

  第4回 (2001.03.15.)


前回のフォ−ラウェイ・リバース・アンド・スリップ・ピボット
                (ファーラウェイと言う方がいますが誤りです)

は難しかったと思われた方も多かったのではないでしょうか。

私のレッスンは「初級・中級・上級者用」と混ぜて進めて行きますから、

ご自分にあったレベルのものを選んで進めて行かれることをお勧めいたします。

自分のレベルよりも難しいと思ったならば、そのうち何時か出来るだろう、

くらいに考えてください。(その時のために、頭のどこかに記憶しておいて!)

反対に易しいと思うことは、分っていると思っても、

もう一度基本を勉強する良いチャンスですから、

ばかにしないで練習してみることをお勧めします。


さて今回のテーマは「ダブル・リバース・スピン」です。

「コントラ・チェック」「ウイング」「オープン・テレマーク」

も説明しようと思ったのですが、長くなってしまうので来月に延期です。
                            (ごめんなさい!)


「ダブル・リバース・スピン」は最大で全回転、本には7/8回転、

初心者用には3/4回転もあります。

初心者にとってコントロールよく、スムースに踊ることは大変に難しいと思いますが、

大切なフィガ−ですのでよく練習をしてください。

基本を守り、よく理解して練習をすれば以外に難しくないことが

お解かりになることでしょう。

まず、1回転なのに何故「ダブル」と言うのでしょうか?

それは、最初に女性を中心にして男性が回りこみ、

次は男性を軸に女性が回りこむからです。

この事をしっかりと頭に入れておくことが大切です。

本のチャート(図表)にある回転の踊り方で説明をいたしましょう。

男性はカウントの終わりで女性に足を揃えさせて

ヒール・ターンをさせる様にリードします。(リードの仕方は後で説明します)

男性の総回転量は7/8ですが、二つに分けて、1〜2の間で3/8、

2〜3の間で1/2回転いたします。

つまり‘1'の左足のつま先で回って右足を横にとって女性を回りこみ、

その足に左足を揃えて右足のトゥで回転(トゥ・ピボットと言います)します。

全回転(8/8)するときは、1〜2は同じ3/8、2〜3の間では5/8回転します。

つまり、前進して回り込むときは、最大で3/8回転ですが、

トゥ・ピボットやヒール・ターンでは、1/2回転以上も回ることが出来るのです。

女性は右足をLOD上に後退した後、左足を右足に揃えながらヒール・ターンをします。

その時、男性と同じ3/8回転ではなく、1/2回転することが重要なことなのです。

もしも女性が3/8回転(壁斜め)しか回れなかったならば、

次に男性を右足で回りこみ最後に壁斜め、またはLODに背面して(全回転)

終わることは不可能になってしまいます。

女性の大切な事は、男性が自分を回りこんで右足をついた時は、

未だ完全に回り終わっていないで、

その後も体重をヒールからトゥに移し変えながら回転を継続させることなのです。

ついで右足を横に開き1/4回転(全回転の時は3/8)、

最後に左足を右足の前に交差しながら1/8回転して完了です。

「ダブル・リバース・スピン」が上手く踊れるかどうかは、

男性のトゥ・ピボットと女性のヒール・ターンにかかっています。

反面からみれば、相手がトゥ・ピボットやヒール・ターンをしている時に

自分が引っ張ったり、押したりしてバランスを崩さないことでもあります。

女性がヒール・ターンをする為には、男性がしっかりとリードをしないと、

足を揃えられずに開いてしまいます。

これでは良い「ダブル・リバース・スピン」を踊ることは不可能です。

リバース・ターンやフォ−ラウェイ・リバースの様に、2歩目の足を開くフィガーと、

ダブル・リバース・スピンやオープン・テレマークの様に、

足を揃えてヒール・ターンをさせるフィガ−の区別がはっきりと出来るようになると

リードとフォローの面白さが解かってきて,ダンスがもっともっと面白くなることでしょう。

ここで大切なことは、ライズ&フォールです。

男性はリバース・ターンのときは、前のフィガ−の最後でロアーしたものを、

感覚的には同じ高さで踊るくらいに低い位置で1から2にかけて踊ります。

結果的には1の終わりからライズが始まりますが、

余り急激にライズをしないことがポイントです。

女性にヒール・ターンをさせる時は、

女性が後退をした右足に左足が寄っていった時に回りこんでライズをします。

この回り込むのとライズをするタイミングが重要なのですが、

何回も練習してみると分ってきます。

男性はリバース・ターンの時よりもライズを早く行います。

従って身体の動きは遅くなり右足だけが開かれます。

これが女性に対するリードとなるのです。

リバース・ターンやフォ−ラウェイ・リバースの様に、

2歩目の足を開くフィガーのライズ&フォールが

「1の終わりにライズを始め、2〜3ライズ継続、3の終わりでロアー」であるのに対し、

ダブル・リバース・スピンやオープン・テレマークの様に、

足を揃えてヒール・ターンをさせるフィガ−では

「1の終わりにライズ、2〜3はアップ、3の終わりにロアー」であり、

女性は両方共「NFR」(ノー・フット・ライズ)ヒールを上げないのは同じですが、

ヒール・ターンをする時は「1の終わりで少しライズ」と異なります。

女性も左足を急激に寄せたり、反対に残し過ぎたりしないで、

何時も同じタイミングで寄せてこられる様にしなければなりません。

男性が低いポジションで動きつづければ、

女性は足を揃えてヒール・ターンをしたくても出来ません。

女性は他の事を考えていても、男性が確かなリードをしてくれれば

何時でもヒール・ターンが出来る様にならなくてはいけません。

スローフォックストロットの踊りに入る前に、このヒール・ターンを身につけておくと

上達が早いことは説明するまでもないことでしょう。

後は男性がバランス良くトゥで回転できること、女性がつま先にバランスをキープ

したまま、男性を引っ張らないで踊れるようになれれば完璧です。


今月はこの辺で終わりに致しましょう。

解からない所や疑問点がありましたならば、ホームページに書き込んでください。

ご意見も。では又。ごきげんよう! キープ・ダンシング!

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